ベインワット警備録 その1 [FEZ]
4月12日 23時30分頃
ネツァワル王国首都ベインワットにて、奇怪な霊を目撃。
人間の頭、狐の尻尾、刀が宙を漂い、男性の声が一瞬聞こえた直後、その姿を消した。
これは心霊現象のひとつである、「ポルターガイスト現象」であると考えられる。
また、漂っていた物体のうち、刀は過去に「ジパング」という黄金郷で伝説として語り継がれていた
呪刀「マサムネ」ではないか、との一部専門家の意見があり、
その呪刀に手を出したジパングの男性が呪われ、何かをきっかけに現世にその姿を現したと思われる。
ちなみにこの「マサムネ」は、「手にすると一騎当千の力を得られる」と言われており、
王国内で噂話が広がっていた。
現在王国の研究家らの調査が進められている。
ベインワット警備録はここで終わっている。